ココロのお届け人

「ココロのお届け人」 として

「いかにすばらしい情報であっても、人の手に届かなければ、その情報に価値は生まれない」その思いから、あやめエージェントグループは、まだ新聞がメディアの中心だった昭和39年に新聞送達業としてスタート。
菖蒲亨は、創業者の父の思いをしっかりと引き継ぎ、心をこめて丁寧に、印刷メディアだけを人の手に届け続けてきました。
ただ運ぶだけでなく、仕分けから店頭へのセットアップ、在庫の見回りから補充まで一貫して引き受けているのは、「ココロのお届け人」として、価値ある情報を読み手の元へ確実に届けることに、真摯に取り組んでいるからこそです。
そんなメディアの担い手である菖蒲亨が、新しい時代の出版メディアとして大きな可能性を見出したのが「自分史」なのです。

自分史との出会いと決意

菖蒲亨はメディアの担い手として、その役割や価値について、常に思いを馳せてきました。
インターネットが普及し、溢れるほどの情報が発信される中、「マスメディアだけでなく、個人が自分の日常や思いを発信する、その情報に人々が関心を持ち、新たな価値が生まれている」。マスメディアの役割がなくなることはないけれど、情報メディアの一部は、“マス”から“個”に変わってくるのかもしれない。
しかし、次々に新しい情報が流れては消えていくインターネットでは担いきれないものもあるだろう…。そんなことを考えていたときに出会ったのが「自分史」だったのです。
「自分史」はその名の表す通り個人の歴史をしたためたものです。
その意味を深く知るまでは、偉業を成した人や特別な人生経験をした人だけが、伝記のように書き残すものだと思っていました。しかし、「自分史」を学ぶにつれ、それは特別な人だけのものではないことを知りました。
誰の人生にもある、喜びや悲しみ、迷いや決断、挫折や成功、大切な人たちとの触れ合い、その中にある価値ある輝きを、あらためて自分の心に刻み、これからの人生をより良いものに変えていく力にすること。
家族・友人・恩師・後輩と思い出を共有し、励まし、感謝の気持ちを伝えること。何げなく過ぎていく日常の中で、そんなことができる機会が人生に何度訪れるでしょうか。
そんな「自分史」というメディアを人々に伝えたい。
そんな思いからさらに学びの歩を進め「自分史活用アドバイザー」として個人の出版活動を支援していく決心をしたのです。

菖蒲 亨 (あやめ とおる)

昭和37年東京都練馬区生まれ。新聞社に18年勤務後、「東京エージェント」「あやめ運輸」「あやめビル」3社の代表取締役に就き、『あやめエージェントグループ』として統括。昭和39年に新聞送達業として東京エージェントを創業した父菖蒲章が50年にわたってメディアを届けつづけた志を継ぎ、ただ運ぶのではなく、思いを届ける『ココロのお届け人』として、「輸送エージェント事業」に取り組む。 また、平成25年に「自分史」と出会い大きな感銘を受け、人の歴史を形にする意義を見出す。現在は、メディアの担い手として、個人メディアの可能性を追求すべく「自分史」を広めるさまざまな活動を行っている。

自分史づくりとその活用をサポートする活動

「自分史」は幅広い年齢層の人たちに浸透し、個人の歴史を書に残そうという活動が広がってきています。
菖蒲亨は、自分史活用アドバイザーとして、自分史フェスティバルへの出展や、自分史活用セミナーを開催し、自分史を学び取り組みたい人たちを支援しています。

自分史 フェスティバル

一般社団法人自分史活用推進協議会主催、今年で3年目を迎える「自分史フェスティバル2015」に出展します。
“自分史は人と人とをつなぐメディア”。
ここではさまざまな形の多様な自分史を見ることができます。

自分史活用 セミナー

「自分史って具体的にどういうもの?どうやって作ったらいいの?」そんな方のために、菖蒲亨が自分史づくりを一からわかりやすく説明する「自分史活用セミナー」を開催しています。
あなたらしい自分史を一緒に考えてみませんか。